初代レーシングゼロの後輪のリムを交換しました 
2022/12/19 Mon. 23:45 [edit]
今日もホイー(以下略)。

昨日の前輪の相方の後輪です。
こちらも リムを交換します。

ダストキャップチャレンジに勝利しました。
ホイールをある程度 組んだあとに はめ込むのですが、
もし これを10回連続で付け外ししろといわれたら
ほぼ確実に やり切るまでに割れてしまうと思われます。

ねじ山は こんなんばっかり

フリー側がタンジェント組みなので、半周と
少し飛ばして1本を ゆるめ切らないと ハブを抜き取れませんでした。

スポークの全数回収に成功しました。

が、要交換スポークが1本ありました。
画像一番下のスポークで、その上のスポークは
曲がっていないもので 比較用に並べたものです。

びふぉー

あふたー(洗浄しました)
刻印が縦線2本なのが 前輪と同じラジアル組みの
反フリー側用で、スポークを共有しています。
ホイール設計の段階で そうなるように
ハブ寸法を決めたのでしょう。
シマノの最初の完組みホイール、WH-7700も
スポーク長さが前後輪の左右で2種類になるようにしていましたが
WH-7701では フリー側をラジアル組みにしたので
結局 スポーク長さは3種類になってしまいました。
レーシングゼロも これより後のモデルは
スポーク長さは 3種類になっています。

上の画像のリムですが、一応 回転しています。
背景のほうにピントが合いつづけたので
4回目に撮った画像です。
スペアスポーク1本を含む スポークを全て通し
ハブをオーバーホールして 振れ取り台にかけ
縦横振れだけを追い込んだ状態ですが

フリーボディを まだ取り付けていない「前輪状態」です。
仮組みのときにスポークの引っかけが抜けないように
過分に反フリー側のニップルを締めたので


リムが 反フリー側に ずれているとは思っていたのですが
思った以上の量でした。
ただ、右エンドナットを締め込んでいる位置が
フリーボディ無しだと 少し内側に入るはずなので
フリーボディを取り付ければ このセンターずれが無くならずとも
少しは減るかと思い フリーボディを取り付け後に
再度センターゲージを当てたところ


ほとんど変わりませんでした。


センターを出しました。
反フリー側のゆるめだけでなく、フリー側の締めも入れています。

組めました。
このリムの色は黒ですが、
レーシング1の黒リムと同じもの・・・ではありません。
当時のレーシング1は つかみ部分の対辺が5.5mmの
六角しんちゅうニップルで組まれており、
このレーシングゼロは同対辺6mmのアルミニップルです。
ニップルを通す リム穴の径は0.5mmより小さい違いですが
同じ径ではありません。
なので「固有の仕様のリム」となるので
リムのステッカーは出荷時点で貼ってあります。
固有の仕様でないリムの例としては、
ある時期以降のユーラスとシャマルウルトラが相当します。
違うのは ハブ胴の材質とベアリングの仕様で、
リムそのものは同じなので ステッカーは別売りのを
買って貼ってねという対応となっています。

初代レーシングゼロのアルミニップルは、
しんちゅうっぽい色のメッキのような表面処理が施されていますが
これがボロボロと剥がれてきます。
黒アルマイトになる前の カンパニョーロのウルトラトルクの
BBカップの表面処理も、これと同じ症状が起こっていました。


というわけで、前後輪とも ニップルは
あとの時代のアルミ色のものに全交換しています。
ニップルから出ている丸断面部分の長さが
2枚の画像で異なるのは 後輪の左右だからです。
上が反フリー側、下がフリー側です。
どちらもホイール右側(フリー側)から撮ったので
リム穴の顕著な穴振りも一応 見て分かるくらいになっています。
レーシングゼロやシャマルウルトラの2WAY-FITモデルですが、
お客さんから たまに「後輪のほうがチューブレスバルブが短くて
空気が入れにくい」と言われることがありました。
ホイールに付属しているチューブレスバルブの長さは1種類ですが、
前後でリム高が3mmほど違い バルブ長さ自体も元々短めなので
後輪のほうが顕著に短く見える結果となっています。
レーシングゼロも 2代目以降は前後でリム高が違います。
リム高よりも 貼ってあるステッカーの文字の縦幅のほうを
意識して見れば 高さの違いが分かりやすいです。
前後リムの高さに違いが出て以降は
当然ながらリヤリムのほうが重くなり、
25~30gくらいの差があるのですが
今回の初代レーシングゼロのリムは 前後で同じリム高でした。
リム穴周りの、切削で低くなっていない部分の高さで
前後リムとも実測25.8mmです。
なので 実測重量も同じくらいでした。
後継モデルより リヤリムが25gほど軽いということです。
え?具体的な重量?
なんで教えてくれると思ってんねん。
↑うわなにこいつ かんじわるっ!

オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

ふろんとりむデス!

りやりむデス!
↑やーめーろー!

昨日の前輪の相方の後輪です。
こちらも リムを交換します。

ダストキャップチャレンジに勝利しました。
ホイールをある程度 組んだあとに はめ込むのですが、
もし これを10回連続で付け外ししろといわれたら
ほぼ確実に やり切るまでに割れてしまうと思われます。

ねじ山は こんなんばっかり

フリー側がタンジェント組みなので、半周と
少し飛ばして1本を ゆるめ切らないと ハブを抜き取れませんでした。

スポークの全数回収に成功しました。

が、要交換スポークが1本ありました。
画像一番下のスポークで、その上のスポークは
曲がっていないもので 比較用に並べたものです。

びふぉー

あふたー(洗浄しました)
刻印が縦線2本なのが 前輪と同じラジアル組みの
反フリー側用で、スポークを共有しています。
ホイール設計の段階で そうなるように
ハブ寸法を決めたのでしょう。
シマノの最初の完組みホイール、WH-7700も
スポーク長さが前後輪の左右で2種類になるようにしていましたが
WH-7701では フリー側をラジアル組みにしたので
結局 スポーク長さは3種類になってしまいました。
レーシングゼロも これより後のモデルは
スポーク長さは 3種類になっています。

上の画像のリムですが、一応 回転しています。
背景のほうにピントが合いつづけたので
4回目に撮った画像です。
スペアスポーク1本を含む スポークを全て通し
ハブをオーバーホールして 振れ取り台にかけ
縦横振れだけを追い込んだ状態ですが

フリーボディを まだ取り付けていない「前輪状態」です。
仮組みのときにスポークの引っかけが抜けないように
過分に反フリー側のニップルを締めたので


リムが 反フリー側に ずれているとは思っていたのですが
思った以上の量でした。
ただ、右エンドナットを締め込んでいる位置が
フリーボディ無しだと 少し内側に入るはずなので
フリーボディを取り付ければ このセンターずれが無くならずとも
少しは減るかと思い フリーボディを取り付け後に
再度センターゲージを当てたところ


ほとんど変わりませんでした。


センターを出しました。
反フリー側のゆるめだけでなく、フリー側の締めも入れています。

組めました。
このリムの色は黒ですが、
レーシング1の黒リムと同じもの・・・ではありません。
当時のレーシング1は つかみ部分の対辺が5.5mmの
六角しんちゅうニップルで組まれており、
このレーシングゼロは同対辺6mmのアルミニップルです。
ニップルを通す リム穴の径は0.5mmより小さい違いですが
同じ径ではありません。
なので「固有の仕様のリム」となるので
リムのステッカーは出荷時点で貼ってあります。
固有の仕様でないリムの例としては、
ある時期以降のユーラスとシャマルウルトラが相当します。
違うのは ハブ胴の材質とベアリングの仕様で、
リムそのものは同じなので ステッカーは別売りのを
買って貼ってねという対応となっています。

初代レーシングゼロのアルミニップルは、
しんちゅうっぽい色のメッキのような表面処理が施されていますが
これがボロボロと剥がれてきます。
黒アルマイトになる前の カンパニョーロのウルトラトルクの
BBカップの表面処理も、これと同じ症状が起こっていました。


というわけで、前後輪とも ニップルは
あとの時代のアルミ色のものに全交換しています。
ニップルから出ている丸断面部分の長さが
2枚の画像で異なるのは 後輪の左右だからです。
上が反フリー側、下がフリー側です。
どちらもホイール右側(フリー側)から撮ったので
リム穴の顕著な穴振りも一応 見て分かるくらいになっています。
レーシングゼロやシャマルウルトラの2WAY-FITモデルですが、
お客さんから たまに「後輪のほうがチューブレスバルブが短くて
空気が入れにくい」と言われることがありました。
ホイールに付属しているチューブレスバルブの長さは1種類ですが、
前後でリム高が3mmほど違い バルブ長さ自体も元々短めなので
後輪のほうが顕著に短く見える結果となっています。
レーシングゼロも 2代目以降は前後でリム高が違います。
リム高よりも 貼ってあるステッカーの文字の縦幅のほうを
意識して見れば 高さの違いが分かりやすいです。
前後リムの高さに違いが出て以降は
当然ながらリヤリムのほうが重くなり、
25~30gくらいの差があるのですが
今回の初代レーシングゼロのリムは 前後で同じリム高でした。
リム穴周りの、切削で低くなっていない部分の高さで
前後リムとも実測25.8mmです。
なので 実測重量も同じくらいでした。
後継モデルより リヤリムが25gほど軽いということです。
え?具体的な重量?
なんで教えてくれると思ってんねん。
↑うわなにこいつ かんじわるっ!

オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

ふろんとりむデス!

りやりむデス!
↑やーめーろー!
category: のむラボ日記
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