スピード25が入荷していました 
2023/03/14 Tue. 23:47 [edit]
フルクラムのスピード25が去年の9月に入荷していました!

セール用に置いておいたのですが
(値上げ後にでも 出そうかなと思っていたのですが)、
積んでいる箱を見て「これ、なんやねん」と聞かれることもあり
売ってしまったこともあります。
このスピード25というローハイトリムの
ディスクブレーキ用ホイールですが、
のむラボ的ホイール観に当てはめると
わりと理想のホイールに近くて
最初 見たときに ちびりそうになりました。
本当に「ぼくのかんがえたさいきょうのホイール」に近いです。
「不特定多数の人に販売するもの」という
完組みホイールが避けられないバイアスがかかってはいますが。

前輪は 2:1組みの24Hです。
ボーラWTOディスクの場合でも
リム高にかかわらず(33mmだけでなく 45mmや60mmでも)
前輪は G3組みが8ペアの24Hとしています。
WTOの意味するところの「風洞実験で最適化された」のは
リムやハブ胴やスポークの形状だけでなく、
スポークの本数も 風洞実験で吟味していると思いますが
空力性能「だけ」を最大要素だとカンチガイして
基本 前輪は14+7の21H、
さらに空力にトチ狂ったモデルだと12+6で18Hとしている
どこかのクソアホホイールとは違います。
あ、もうひとつ。均等間隔リム穴なので
Ж組みですよ 当たり前のことですが。

前輪は非オフセットリムです。
2:1組みをしていれば ディスクの前輪程度のオチョコだと
不要だという考えなのでしょう。
もし 私がこのホイールの設計者だとしても 同じ答えです。
もしかしてフルクラムは
私の思考を盗み見ているのでは・・・(妄想)。

対して、リヤリムはオフセットリムとなっています。

そして重要なのが、
フルクラムなのに 2:1組みになっていないということです。
なんという英断。
しかしこれ 実は、かつてフルクラムにあった
レース用グレードの29インチないし27.5インチのMTBホイールと
ほぼ同じ設計で、違うのは28Hが24Hになっていることくらいです。

ハブフランジも 極端なハイローではありません。
スポークは、スピード40ですら 丸スポークであったのに
このスピード25では扁平スポークとなっています。

リムの外周側は バルブ穴以外に穴が無い2WAY-FITリムですが、
内幅は21Cとなっています。
カンパニョーロのボーラWTOは リムブレーキ用とディスクブレーキ用、
リム高33mm・45mm・60mmの全てで内幅19mmのリムですが
ボーラウルトラWTO(ディスクブレーキ用のみ)では
33のみ 内幅21mm仕様に変更されています。
ローハイトリムだと幅を広げたい事情があったのでしょうか。
このスピード25は ボーラウルトラWTOより後に出たモデルです。
私が個人的に買うとすれば内幅は19Cのほうが良かったですね。
ここはフルクラムと私の考えが分かれるところです。
スルーアクスル仕様でディスクブレーキ用のフレームセットを
まだ所有したことが無い私が言うのもなんですが。
ちなみに、私はボーラウルトラWTOの
全てのリム高の リムの実測重量を知っています。
信頼できる ある筋、名前は伏せますが
カンパニョーロにジャパンいち詳しい会社の中の人から聞いたのですが、
信用していないわけでは無いものの
私が実際に量ったわけではないので ここには書きません。
それによれば、ウルトラの33は リム幅が広いので
45よりも絶対重量は軽いものの その差は小さく
リム高も勘案したハイト/ウェイトレシオでは
45が最も優秀で、純粋なヒルクライムを除けば
45が最も使いでがある気がします。
なので私の考えるボーラWTOのベストバイは33ですが
これがウルトラになると45になるかも知れないと思っています。
と言いながら絶対重量原理主義者なので
ウルトラを買う機会があれば33を買う可能性が高いですし、
それ以上にスピード25に惹かれているのですが。


横から見ても化粧カーボンで分からない継ぎ目が
外周側からは確認できます。
継ぎ目の数を数えると 90°位相ごとで 4ヵ所でした。

その継ぎ目の位相の横側で、4ヵ所中3ヵ所の片側に
水抜き穴があいていました。
上の画像はリヤリムの左側で、オフセットリムの
斜面ではなく 絶壁になる側です。
なので リヤリムに穴があいているのは 必ず左側ですが
画像を撮った前輪では 右側に3つの穴がありました。
フロントリムはオフセットでは無いので
フルクラムのマニュアル外の位置合わせしないテキトーさにより
左側に穴がある前輪も出回っていると思われます。

↑前輪

↑後輪
ホイール単体の実測重量です。
多くの人が不満を漏らすクソホイールであれば
組み直すことがあるので
リムの重量をすっぱ抜く機会もありますが、
ボーラなどのホイールは破損したリムの交換時くらいしか
リム単体の実測重量を量る機会がありません。
なので上の画像の数字を足した
前後輪の合計1332gという情報には あまり価値はありません。
もう少し弾数が多ければ 私物として押さえたぶんを
バラしたりしたでしょうが。
ちなみに、今回のセール特価は二度と出せない価格なので
新規に仕入れたスピード25を 同じ価格では売れません。

なお、フルクラムからの毒電波的指令により、
今回のホイールを 当店でお買い上げいただいた方には

エリートの フルクラム柄のFLYボトルを2本か


↑これ(非売品です)

ネックウォーマーから
ヘルメットのアンダーのスカルキャップまで幅広く使える
Buff(BuffではなくBuff的なものかも知れぬ)の
フルクラム柄のもの(非売品です)1枚のうち
いずれかを・・・

すみません どちらも付けることになりました。
スピード25ですが、税別定価346000円
税込定価380600円ですが、
今回のセール特価は いつものところに書いておきます。

セール用に置いておいたのですが
(値上げ後にでも 出そうかなと思っていたのですが)、
積んでいる箱を見て「これ、なんやねん」と聞かれることもあり
売ってしまったこともあります。
このスピード25というローハイトリムの
ディスクブレーキ用ホイールですが、
のむラボ的ホイール観に当てはめると
わりと理想のホイールに近くて
最初 見たときに ちびりそうになりました。
本当に「ぼくのかんがえたさいきょうのホイール」に近いです。
「不特定多数の人に販売するもの」という
完組みホイールが避けられないバイアスがかかってはいますが。

前輪は 2:1組みの24Hです。
ボーラWTOディスクの場合でも
リム高にかかわらず(33mmだけでなく 45mmや60mmでも)
前輪は G3組みが8ペアの24Hとしています。
WTOの意味するところの「風洞実験で最適化された」のは
リムやハブ胴やスポークの形状だけでなく、
スポークの本数も 風洞実験で吟味していると思いますが
空力性能「だけ」を最大要素だとカンチガイして
基本 前輪は14+7の21H、
さらに空力にトチ狂ったモデルだと12+6で18Hとしている
どこかのクソアホホイールとは違います。
あ、もうひとつ。均等間隔リム穴なので
Ж組みですよ 当たり前のことですが。

前輪は非オフセットリムです。
2:1組みをしていれば ディスクの前輪程度のオチョコだと
不要だという考えなのでしょう。
もし 私がこのホイールの設計者だとしても 同じ答えです。
もしかしてフルクラムは
私の思考を盗み見ているのでは・・・(妄想)。

対して、リヤリムはオフセットリムとなっています。

そして重要なのが、
フルクラムなのに 2:1組みになっていないということです。
なんという英断。
しかしこれ 実は、かつてフルクラムにあった
レース用グレードの29インチないし27.5インチのMTBホイールと
ほぼ同じ設計で、違うのは28Hが24Hになっていることくらいです。

ハブフランジも 極端なハイローではありません。
スポークは、スピード40ですら 丸スポークであったのに
このスピード25では扁平スポークとなっています。

リムの外周側は バルブ穴以外に穴が無い2WAY-FITリムですが、
内幅は21Cとなっています。
カンパニョーロのボーラWTOは リムブレーキ用とディスクブレーキ用、
リム高33mm・45mm・60mmの全てで内幅19mmのリムですが
ボーラウルトラWTO(ディスクブレーキ用のみ)では
33のみ 内幅21mm仕様に変更されています。
ローハイトリムだと幅を広げたい事情があったのでしょうか。
このスピード25は ボーラウルトラWTOより後に出たモデルです。
私が個人的に買うとすれば内幅は19Cのほうが良かったですね。
ここはフルクラムと私の考えが分かれるところです。
まだ所有したことが無い私が言うのもなんですが。
ちなみに、私はボーラウルトラWTOの
全てのリム高の リムの実測重量を知っています。
信頼できる ある筋、名前は伏せますが
カンパニョーロにジャパンいち詳しい会社の中の人から聞いたのですが、
信用していないわけでは無いものの
私が実際に量ったわけではないので ここには書きません。
それによれば、ウルトラの33は リム幅が広いので
45よりも絶対重量は軽いものの その差は小さく
リム高も勘案したハイト/ウェイトレシオでは
45が最も優秀で、純粋なヒルクライムを除けば
45が最も使いでがある気がします。
なので私の考えるボーラWTOのベストバイは33ですが
これがウルトラになると45になるかも知れないと思っています。
と言いながら絶対重量原理主義者なので
ウルトラを買う機会があれば33を買う可能性が高いですし、
それ以上にスピード25に惹かれているのですが。


横から見ても化粧カーボンで分からない継ぎ目が
外周側からは確認できます。
継ぎ目の数を数えると 90°位相ごとで 4ヵ所でした。

その継ぎ目の位相の横側で、4ヵ所中3ヵ所の片側に
水抜き穴があいていました。
上の画像はリヤリムの左側で、オフセットリムの
斜面ではなく 絶壁になる側です。
なので リヤリムに穴があいているのは 必ず左側ですが
画像を撮った前輪では 右側に3つの穴がありました。
フロントリムはオフセットでは無いので
フルクラムのマニュアル外の位置合わせしないテキトーさにより
左側に穴がある前輪も出回っていると思われます。

↑前輪

↑後輪
ホイール単体の実測重量です。
多くの人が不満を漏らすクソホイールであれば
組み直すことがあるので
リムの重量をすっぱ抜く機会もありますが、
ボーラなどのホイールは破損したリムの交換時くらいしか
リム単体の実測重量を量る機会がありません。
なので上の画像の数字を足した
前後輪の合計1332gという情報には あまり価値はありません。
もう少し弾数が多ければ 私物として押さえたぶんを
バラしたりしたでしょうが。
ちなみに、今回のセール特価は二度と出せない価格なので
新規に仕入れたスピード25を 同じ価格では売れません。

なお、フルクラムからの毒電波的指令により、
今回のホイールを 当店でお買い上げいただいた方には

エリートの フルクラム柄のFLYボトルを2本か


↑これ(非売品です)

ネックウォーマーから
ヘルメットのアンダーのスカルキャップまで幅広く使える
Buff(BuffではなくBuff的なものかも知れぬ)の
フルクラム柄のもの(非売品です)1枚のうち
いずれかを・・・

すみません どちらも付けることになりました。
スピード25ですが、税別定価346000円
税込定価380600円ですが、
今回のセール特価は いつものところに書いておきます。
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