のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

アサヒのエアロを使い回せ  

今日もホイー(以下略)。
DSC06320amx.jpg
お客さんからホイールをお預かりしました。
アンブロージオのエクセルライトSSCリムと現行レコードハブの後輪です。

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買ったものの使っていないそうです。

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スポークはDTコンペで、イタリアンロクロク組みで組まれています。
今回 用があるのは このハブです。

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もうひとつホイールをお預かりしています。
アメリカンクラシックCR350リムと 同社のハブの前輪です。

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スポークはアサヒの15番エアロです。
スポークヘッドの文字がアサヒの「A」になっています。
このスポーク、非常に軽くて硬いのですが
硬くて うにょーんが出にくい反面 首折れが起きやすいスポークです。

CX-RAYが出る前から存在していたスポークですが、
エアロバテッド部分はCX-RAYより やや厚いものの
ねじ部分の番手が15番(1.8mm径)なので
14番(2.0mm径)しか存在しないCX-RAYよりも細く、
その点では軽さに関して有利です。
ばらしたところ294mmが32本で165.3gでした。
294mmについてですが、スポークの長さを加工した形跡が無いので
スポークの比重を求めるサンプルとしての価値はあります。
165.3(g)÷32(本)÷294(mm)は0.01757・・・です。
2.0mmプレーンの基準値が0.0257ですから
このスポークの比重は68.3%となります。
サンプルが1種類の長さで32本だけと少ないですが
同じスポークの違う長さで それなりの数を量り続けたとしても
プラスマイナス1%以上の変動はないと思います。
CX-RAYは64.5%(当店調べ)なので かなり肉薄しています。
CX-RAYのほうが14番なのに軽いのがすごい、という見方も出来ますが・・・。

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で、このCR-350リムとアサヒの15番エアロと先ほどのレコードハブで
スポークを使い回してホイールを組んでほしいというのが お客さんの希望です。
絶版スポークなので、CX-RAYなどで組み換えてしまうよりは
使えるなら使いたいということなのでしょう。
前輪はスモールフランジのロクロク組みで リヤハブのほうがラージフランジですから、
スポークのねじ部分側の非バテッド長さによっては
スポークカッターで長さを調整することにより使い回せそうです。

このホイールのお客さんですが、持っているホイールは完組みより手組みが多く、
その手組みの大半はお客さん自身で組んだものなので ホイールが組めるはずなのです。

「右落としとか左落としとか気にせず まったくのランダムでスポークをハブに通す
→とりあえず片側を組んでみる
→もう片側はスポークの交差がバルブ穴をまたがないように組む」という
JIS・逆JIS・イタ・逆イタが運次第という野生のホイール組み
ではありますが、組んだ数自体はその辺のショップ店員よりは
よほど多いと思われますので ホイール自体はちゃんとしたものを組める人です。

しかしスポークカッターを持っていないので今回 私に頼んだのでしょう。

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スポークを使い回せ、とは言われていますが
ヨンロク組みするなとは言われていません。
クックックッ。

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フリー側4本組みの長さにカット可能だったので ついやってしまいました。
上の画像の上の束が反フリー側6本組み用(こっちも少し切っています)、
下の束がフリー側4本組み用です。

DSC06335amx.jpg
組めました。
DSC06333amx.jpg
右落としで
DSC06338amx.jpg
イタリアン組み!

DSC06339amx.jpg
アルミニップルは使い回しではなく新しいものにしました。
これはお客さんの希望ではなく 私の判断です。

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2013/08/25 22:54 | edit

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