のむラボホイール5号を組むことになってしまいました 
2013/10/19 Sat. 23:38 [edit]
今日もホイー(以下略)。

スタンズ ノーチューブスのZTRアルファ340の振れ取りをお願いされました。

このリムですが、よくよく見ずに振れ取り台にかけて
ニップル回しをニップルにかけてはいけません。
振れ取りと聞いてピンときました。

やっぱり割れとる。


↑他にも数ヶ所 同じようにクラックが入っています。
このリム、限界テンションも低いですし
仮にゆるく組んでやったところで経年使用でだいたいこうなります。
お客さんは振れているだけだと思っていたので
かなりびっくりされていましたが、私はもう慣れました。
今までこれについて触れてこなかったのは、当店で扱っていないものについて
こういうことを書くと 単なるネガキャンだと受け取られかねないからです。
もう別にいいや そう思われても。
怪我する(かも知れない)人が減ればいいし。

だいぶ捨てましたが(大阪市でリムを捨てるのはちょっと困難)、
当店のリム墓場で最も多いリムは これです。




↑リム墓場より
私は「ニップルがリムにかけている力」のことを
RK(リムを食い破ろうとする力=RimをKui破ろうとする力)と
このブログで呼んでいますが、まさに食い破られています。
これらのリムは いまニップルがかかっていないので
あまり大きなクラックには見えませんが、ホイールの状態では
もう少し ニップルによって持ち上がった格好になっています。


リムの名前が340なのは公称重量が340gだからです。
ALPHAの文字が小さい前期型は実測350~360g、
文字が大きい後期型は380g前後くらいです。


前期型があまりに割れるので 後期型ではニップルの部分の肉厚を増やしています。
これが実測重量にも現れています。
外周側(リムテープを張る側)には顕著な差はないので
メーカーもやはり ここに後ろめたさがあったものと見えます。
生産時期にかかわらずこのリムをお使いの方は、
一度ニップル穴周辺のクラックを 調べてみることをオススメします。

「テンション張りすぎじゃないの?」と思われるかもしれませんが
むしろ ゆるいくらいです。
というわけで組み換えになりました。
持ってこられたホイールには 工具を一切かけていません。
私が触ってから割れに気づいたとなると
私が壊したと思われてしまうかも知れないので。

ハブは たまたまパワータップだったので

ラチェット周りを洗いました。

組めました。
リムはXR200になったので 一応のむラボホイール5号です。
配慮さんは仕事がなくなったので寝ています。
このホイールの持ち主の方は、のむラボでホイールを組んだということが
ばれないほうがいいだろうと思われる方なので

半コンペのヨンロク組みにして

反フリー側の交点を結線ハンダ付けしておきました。
どうか ばれないよう 頑張ってください。

スタンズ ノーチューブスのZTRアルファ340の振れ取りをお願いされました。

このリムですが、よくよく見ずに振れ取り台にかけて
ニップル回しをニップルにかけてはいけません。
振れ取りと聞いてピンときました。

やっぱり割れとる。


↑他にも数ヶ所 同じようにクラックが入っています。
このリム、限界テンションも低いですし
仮にゆるく組んでやったところで経年使用でだいたいこうなります。
お客さんは振れているだけだと思っていたので
かなりびっくりされていましたが、私はもう慣れました。
今までこれについて触れてこなかったのは、当店で扱っていないものについて
こういうことを書くと 単なるネガキャンだと受け取られかねないからです。
もう別にいいや そう思われても。
怪我する(かも知れない)人が減ればいいし。

だいぶ捨てましたが(大阪市でリムを捨てるのはちょっと困難)、
当店のリム墓場で最も多いリムは これです。




↑リム墓場より
私は「ニップルがリムにかけている力」のことを
RK(リムを食い破ろうとする力=RimをKui破ろうとする力)と
このブログで呼んでいますが、まさに食い破られています。
これらのリムは いまニップルがかかっていないので
あまり大きなクラックには見えませんが、ホイールの状態では
もう少し ニップルによって持ち上がった格好になっています。


リムの名前が340なのは公称重量が340gだからです。
ALPHAの文字が小さい前期型は実測350~360g、
文字が大きい後期型は380g前後くらいです。


前期型があまりに割れるので 後期型ではニップルの部分の肉厚を増やしています。
これが実測重量にも現れています。
外周側(リムテープを張る側)には顕著な差はないので
メーカーもやはり ここに後ろめたさがあったものと見えます。
生産時期にかかわらずこのリムをお使いの方は、
一度ニップル穴周辺のクラックを 調べてみることをオススメします。

「テンション張りすぎじゃないの?」と思われるかもしれませんが
むしろ ゆるいくらいです。
というわけで組み換えになりました。
持ってこられたホイールには 工具を一切かけていません。
私が触ってから割れに気づいたとなると
私が壊したと思われてしまうかも知れないので。

ハブは たまたまパワータップだったので

ラチェット周りを洗いました。

組めました。
リムはXR200になったので 一応のむラボホイール5号です。
配慮さんは仕事がなくなったので寝ています。
このホイールの持ち主の方は、のむラボでホイールを組んだということが
ばれないほうがいいだろうと思われる方なので

半コンペのヨンロク組みにして

反フリー側の交点を結線ハンダ付けしておきました。
どうか ばれないよう 頑張ってください。
category: のむラボホイール
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