のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

紀元96年は中国では後漢王朝、ヨーロッパではローマ帝国  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからカンパニョーロのアトランタ1996をお預かりしました。
カンパニョーロは「オリンピックのあった都市+年」の名前で
リムをラインナップしていた時期がありますが、これはそのときのものです。

昔はこれでもエアロリムと呼ばれていましたが、今から見れば普通ですね。
ただ、スポーク本数は少なくても28Hという時代のものなので
このリムは、この高さでは珍しい36Hという仕様になっています。
お客さんのリムを見て「欲しい」と思ったのは久しぶりです。ハァハァ。

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1996年はアトランタオリンピックの開催年です。

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アトランタ96というリムもありますが、紀元96年は(以下表題の通り)。
いや、単なるバージョン違いです。

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ハブは当時のレコードをお預かりしています。

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このハブが最新であった時分に カンパニョーロのハブでホイールを組むと、
「オチョコがひどすぎてフリー側がすぐカンカンに張り切ってしまう!」と
思っていたものです。
フリーボディの奥はスペーサーではなく、こういう形になっています。
フリーボディのローギヤがおさまる位置が右フランジから かなり離れています。
フランジ幅約57mm、右フランジ幅18mm台なのですが、
現行の11Sハブも結局これくらいの寸法になったので
時代を先取りしていたといえば先取りしています。
(いや、したらダメなんですが)
この9Sフリーボディ、10Sと11Sにも対応しているので
その点では先見の明があったと言えます。
現行の11Sハブと変わらないような寸法なので、
左右異本組みして やっと普通のホイール、という感じです。
スポークは全コンペなので左右同径組みとなります。

DSC07340amx.jpg
チタン軸の特別仕様です(レコードハブでも通常はスチール軸です)。
シャフトの端にCAMPAGNOLOとレーザー刻印が入っているのが芸が細かい!

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組めました。
36Hの36は4で割ると奇数になるので真の最接線組み
(この場合はヨンジュウ組み)が可能ですが、
今回はヨンパチ組みにしました。

このホイールと関係ない話ですが
28Hのヨンパチ組みを 実験的要素が大きいにもかかわらず
指定される方が最近多く、驚いています。
データが集まるので助かりますが。フヒヒ。

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36Hともなると4本組みがかなりラジアルに近づきますね。

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フリー側のスポークの伸張方向をラジアルに近づけることに
それなりに固執しているのに、
反フリー側はスポークの伸張方向がラジアル線と直交する円の接線、
に必ずしもなるわけではない
「ハブの二分線を越えない範囲でn本組みのnを大きく取る」組み方にする理由、
真の最接線組みは スポークの伸張方向が「接線に」「最も近い」わけではないので
非常にまぎらわしい呼び方であること、
この2点がメシノタネコードに深くかかわっています。

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2013/10/22 21:54 | edit

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