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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

TniのROAD38リムを組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
DSC09547amx2.jpg
Tniの38mmカーボンリムのホイールをお預かりしました。
のむラボホイール2号ではありません(材料は ほぼ同じですが)。

DSC09549amx2.jpg
組み換えの動機は11S化です。
ハブはリーフハブにすることになりました。
現状の組み方は全CX-RAYヨンヨン組みですが
これを半コンペヨンロク組みにします。

DSC09550amx2.jpg
スプロケットですが、
DSC09552amx2.jpg
今日は洗い物があったので
DSC09553amx2.jpg
ついでに洗っておきました。

DSC09554amx2.jpg
スポークですが フリー側はコンペティションに変更、
反フリー側は6本組みになるので 元々のスポークでは長さが足りないということで
1本たりとも再利用出来ません。
なのでスポークテンションを開放してから 切りました。
24本中 4分の3くらいを十分にゆるめれば 残りを触らなくても
テンションは開放されます。
あとでこの画像を見返すことになると思いますが、
24本中 6~7本は まったくゆるめていません。

これの何が問題なのかというと、ニップルを逆さにして組んでいるんです。
すべて間違っているので、確率的に間違っているということはなさそうです。
これはピラーというメーカーの内蔵式ニップルです。
「Piller Internal Nipple」で
検索すれば すぐに見つかります。

後輪しか お預かりしていないので相方の前輪が存在するのかどうか知りませんが、
もし前輪があるならそれも間違っていると思われます。

話がそれますが、ENVEの付属ニップルは EDGE時代から
2回仕様変更されていて、現在は3代目です。
このニップルは2代目のものと同じです。

DSC09561amx2.jpg
DSC09564amx2.jpg
↑これが初代のニップルです。EDGE前期がこれに相当します。
リムと接触する側(内周側)は いきなり ねじ山が始まっています。
また、内周側は端面が丸くアールを描いています。
外周側はプラスチックのドーナツが埋め込まれていて、ゆるみ止めとなっています。

DSC09565amx2.jpg
DSC09580amx2.jpg
↑これが2代目です。EDGE後期からENVE前期がこれになります。
「端面にアールのあるのが内周側」ですが、アールはややゆるくなりました。
組む分には問題ないですが、組んでいる感触には影響します。
内周側の穴はヌスミがあり、いきなり ねじ山が始まっていません。
なので「外周側(いきなり ねじ山)を内周側にして組むと
スポークのねじ山との接触がより確保できる」というカンチガイから
このニップルを逆さに組む人がいますが、これは大きな間違いです(後述)。

DSC09576amx2.jpg
↑これは3代目です。現行のENVEはこれです。
逆さニップルを内蔵式に特化させた形状なので これの方向を間違う人はいないでしょう。

DSC09567amx2.jpg
↑ENVE2代目ピラーニップルとCX-RAYです。
スポークのねじ山の長さはメーカーが違っても同じようなものです。
この場合はニップルの全長より ねじ山のほうが かすかに短いくらいでしょうか。

DSC09568amx2.jpg
正方向でツライチまで締めてみます。

DSC09569amx2.jpg
その状態で内周側を見ると、ヌスミのすき間があるのが分かります。

DSC09572amx2.jpg
ねじ山を突き当たるところまで締めてみました。
これ以上 締められません。

DSC09573amx2.jpg
次に、ニップルが逆さの状態で締めきってみます。

DSC09574amx2.jpg
↑ツライチから かすかに出ているくらいですが、これ以上回りません。
これ以上回すとスポーク折れの原因になりますし、
このまま使うのもまずいですね。ちょっと戻って
さっきの24本中 一切ゆるめていないニップルを見てもらえれば分かりますが、
組み換え前は24本とも ほぼこの状態であったということです。
今回の件とは別件ですが EDGEとENVEで2代目ニップルを逆さに組んでいる
ホイールの多いこと多いこと。

DOC159_NippleOrientationamx2.jpg
ENVEのホームページから拝借しました。
ニップルの向きの指示です。

DSC09579amx2.jpg
↑図にするとこうですね。
ニップルを逆さにすると ツライチ以降の増し締めしろが
ほぼなくなってしまうという話です。
逆さニップルだと いきなりねじ山にかかるので
スポークが浅くかかる心配は無いですが、
スポーク長さをちゃんとすれば 正方向でもニップルのねじ山を
ちょうど使い切ることが出来るはずです。

実は昔 逆さニップルで組んでる奴にそれを指摘したら
「あえて やっている」とかクチゴタエされたことがあるので、
いつかこれを書こうと思っていたのです。

ツライチからニップルを増し締めしたらスポークが吹っ飛ぶ組み方に
技術的に有利な根拠があるっていうなら説明してみろやボケ。

DSC09577amx2.jpg
組めました。

DSC09578amx2.jpg
大好きな結線は あとでしようっと。

DSC09560amx2.jpg
ピラーの六角ニップルは頑丈なので、使い回しました。
正方向でツライチから うっすら引っ込んでいるくらいでしょうか。
さっきの画像を見る限り あと6山ちょっとは増し締めできるということです。
(そんなに回すことは不可能ですが)

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2014/02/22 22:42 | edit

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