のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ボーラ ウルトラ 50さんとボーラ ワン 35さん  

お客さんから ボーラウルトラ50とボーラワン35をお預かりしました。
DSC05839amx6.jpg
ボーラ ウルトラ 50
(後輪の全体画像 撮り忘れ)

DSC05846amx6.jpg
DSC05845amx6.jpg
ボーラ ワン 35
どちらも同じお客さんのもので、ダークラベルのチューブラー仕様です。

点検をご希望ですが、前輪はどちらもほぼ振れ無しのセンタードンピシャで
DSC05841amx6.jpg
DSC05842amx6.jpg
ボーラウルトラの後輪は
リムが反フリー側に紙1枚ほどずれていました。
マヴィックのセンターずれに比べれば イチャモン程度のずれです。
パークツールのセンターゲージでは これは検出されません。

DSC05843amx6.jpg
DSC05844amx6.jpg
直りました。

画像は撮っていませんが、ボーラワンの後輪も 同程度のずれがあり
リムがフリー側に寄っていました。
新品にしては目立つ振れも1ヵ所ありましたが 大した問題ではありません。

リム内の異物(ねじ止め剤と思われる青いカス)をなるべく抜くのに
頑張っていたときに気付いたのですが、
バルブブッシュが ボーラウルトラは旧型の2つ爪型、
ボーラワンは新型のパイプ型でした。

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 1

WH-RS81-C35さん  

お客さんから RS81のC35をお預かりしました。
DSC05837amx6.jpg
DSC05838amx6.jpg
可能な限りスポークテンションを上げてほしいとのことです。
理由を伺ったところ、去年の11月に のむラボホイール5号を履いてから
こいつのほうがヌルいのが どうしても気になるということでした。
このホイールのほうがリム高があり、リム重量も重く、
前輪と 後輪の反フリー側のスポークに
スポーク比重が大きいものを使っているのに こっちのほうが確実にヌルい!
らしいです。フヒヒ。

幸いにも(?)、後輪にかすかなセンターずれがありましたが
それの修正程度では大きな増し締めにならないので、
リスクのない範囲でセンター出しや振れ取りとは 別の増し締めをしました。
といっても「締めました」という情報ありきの先入観込みで使っても
張っただけの違いが分かるかどうか微妙なところです。
センター出し後に フリー側のニップルを半周は締めたので
違うといえば全然違うのですが。

前輪は、センタードンピシャで 張りもそこそこだったので
振れ取り以上の増し締めは無理でした。すみません。

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 0

ゴキソハブでのむラボホイール2号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC05868amx6.jpg
ゴキソハブで のむラボホイール2号の前輪を組みました。

DSC05869amx6.jpg
18H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

DSC05871amx6.jpg
このハブは ハブ胴から根上がり松のような形で
フランジが出ているので、

DSC05870amx6.jpg
寸法的にはべアリング直下あたりに ハブフランジがあるものの、
スポークテンションによってベアリングの玉当たりが
ゆるくなる現象を 最大限抑えています。

つまりヌポークラジアル組みをしても
おそらくはベアリングに不具合が出ないと思われるのですが、
フランジに対してスポーク穴が かなり内周寄りにあることと
フランジの角度や穴の形状(沈頭具合)から
ヌポーク向きでは無いので 反ヌポーク通しにしました。

DSC05872amx6.jpg
エボライトハブでも、ヌポークラジアル組みが できないわけではありません。
ただ、玉当たり調整機能が無いポン当て式なので
ガタが出た場合 どうすることもできません。
エボライトハブの場合は ハブ胴内のシャフトを加工することで
ベアリングのガタを軽減することができたのですが・・・。

DSC05873amx6.jpg
スターフロントハブのフランジリングも、
おそらくはこのあたりの事情を汲んだものなのでしょうが、
上の画像の前輪は びびッて反ヌポーク通しにしてしまいました。
売り物じゃない実験用のホイールなので やってもよかったのですが。

今年組んだ実験用または選手供給用のホイールのうち
かなりの数がスターハブを使っています。
良し悪しは別として面白いハブです。
だいたい分かったので もう飽きましたが。

category: のむラボホイール

tb: 0   cm: 0

エランα(アルファ)さん  

お客さんから ロルフプリマのエランαをお預かりしました。
DSC05859amx6.jpg
DSC05866amx6.jpg
ホイールの点検は、大したことはありませんでした。
後輪のセンターが うっすらずれていた程度です。
前後ハブとも、ベアリングの状態が悪く
お客さんの希望もあり すべて交換しました。
リムにCERAMIC BEARINGとあるステッカーを貼っていましたが、
エンデューロ社のセラミックベアリングは寿命が異常に短い傾向があります。
フロントハブは一度ダメになったということで
エンデューロの鉄球ベアリングにわざわざ換えていましたが、
それもゴリゴリに傷んでいました。

DSC05860amx6.jpg
フリーボディの内側のベアリングを除いて 全て汎用サイズのベアリングだったので
国産メーカーの非接触式ベアリングに交換しています。

DSC05862amx6.jpg
フリーボディの内側のベアリングは、
6802と同じ内径・外径で 厚みが2倍というものでした。
これも傷んでいて、グリスアップでごまかせる程度を超えていたので

DSC05863amx6.jpg
6802を2連にして入れました。

DSC05864amx6.jpg
フリーボディの外側は、圧入の段付きに まずスペーサーを入れるようになっています。
このスペーサー、6802と同じ外径と厚みなので

DSC05865amx6.jpg
(元通りのセッティングにはしましたが)
外側ベアリングも6802を2連で入れるか
倍の厚みのベアリングに対応しているようです。

DSC04872amx6.jpg
ちなみに今回、ヴィガー〆(しめ)のようにボケず
表題をエランα(アルファ)としているのは

DSC05867amx6.jpg
ちゃんとアルファと書いてあったからです。

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 0

オーエヌワイエックスのハブでホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC05847amx6.jpg
オーエヌワイエックスというブランドのハブでホイールを組みました。
どう考えても「オニキス」レーシングプロダクツと読むのが正しいのですが、
日本では商標関係で引っかかるらしく
輸入代理店では苦肉の策としてオーエヌワイエックスと呼んでいるので
今回は それに倣いました。

オーエヌワイエックスは ハブの専業メーカーです。
他社とは ちょっと違うポイントとして、
フリーボディのラチェットに特殊なクラッチを採用していて
ほぼ無段階で空転する機構になっていることと、
ハブのカラーオーダーに対応している点が挙げられます。

今回のものは違いますが フロントハブにHERIXというモデルがあり、
ハブ胴にスリット状の穴があいていてシャフトが丸見えになっているものがあります。

そこで、ハブ胴・フロントハブシャフト・エンド部分の
3ヵ所のカラーオーダーが可能なのですが
ハブシャフトとエンドは 設定されたアルマイトカラーのうちから、
ハブ胴は アルマイト処理またはパウダーコード塗装で
設定された色から選択できます。
お客さんは当初 ピンクアルマイトカラーでオーダーをしたということですが、
メーカーいわく どうしても色の乗りが安定しないということで
ピンクは いきなり廃版となり、現行では選択できないので 青アルマイトにしたそうです。
もし黒系の色なら記事の表題を「ザ・ブラックオニキス」にするつもりでした。

Onyx-Hub-Shell-Colors-Reference-rev-2017-0303amx6.jpg
↑メーカーのホームページより。本当だ。
ちなみに、上の画像のハブ胴はHERIXフロントハブのものです。
ハブシャフトが丸見えでないフロントハブは
シャフト部分のカラーオーダーは ありません。
また、フリーボディに肉抜きがあり
ハブシャフトが見えている仕様(今回のもそれ)のリヤハブもありますが
リヤハブのハブシャフトのカラーオーダーも ありません。

DSC05856amx6.jpg
まずは前輪から。
DSC05857amx6.jpg
ONYXロードハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

DSC05852amx6.jpg
つづいて後輪。

DSC05853amx6.jpg
ONYXロードDSハブ24H 半チャンピヨンロク組みです。
結線は あとでやります。
DSの意味については後で。

DSC05854amx6.jpg
反フリー側のフランジ幅が狭いので、お客さんに
半チャンピを提案しようかどうか迷いましたが
お客さんのほうから半チャンピを希望されました。
フヒヒ。いいぞ。
といっても、すでに私が半チャンピで組んだ後輪を使っていて
だいたいの感触を知っているからというのもありますが。

ナローフランジというとゴキソのハブを思い出しますが、

DSC05848amx6.jpg
↑右フランジで合わせて
DSC05849amx6.jpg
↑左フランジでこんな感じ
ONYXのほうが やや広いです。

ONYXの印字がある、ハブ胴が太くなっている部分の幅が広いのが
ロードDSハブ、そうでないのがロードハブです。
シマノフリーボディ仕様だと両方で ありますが、
カンパニョーロ用のハブは ロードDSハブしかありません。
このリヤハブのフリーボディ機構は
スプラグ式のワンウェイクラッチなのですが、
DSハブは それが2連になって入っているので
デュアルスプラグでDSというわけです。
実際に「dual sprag」で検索すると ONYXハブについてのページが上位を占めています。

DSC05858amx6.jpg
お客さんの希望で青アルミニップルにしました。
ハブ胴と同じような青みのものがあったので都合が良かったです。

DSC05851amx6.jpg
↑リヤリム重量です。
フロントリムも同じようなものです。

DSC05855amx6.jpg
ベアリングが丸見えだったり、
DSC05850amx6.jpg
このへんの肉抜きなど 軽薄な感じもしますが、作りは おそろしく丁寧です。
ゴキソついでに書きますが、私は
ゴキソのハブが世界一回転が軽いハブだということに異論はありません。
その点についてだけは もの自体に
すごい説得力があります(ハブを触れば分かります)。
なにせ私は、世界で2番目や3番目に回転が軽いハブを
具体的に挙げられないにもかかわらず
「こいつが一番だ」と断言しているくらいなので。
で、2番目や3番目や4番目・・・またはそれ以降のハブは
ゴキソから大きく離れて似たり寄ったりの団子状態だと思うのですが、
このONYXのハブは 前後とも
回転の軽さに関して その位置にあるのではと思います。
実に 抵抗感なくスルスルと回ります。

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 1

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター