のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロカーボンをお預かりしました。
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お持ち込みされたのは代理の人なので、
これのオーナーではありません。
点検ですが、ちょこっと振れ取りをしただけで済みました。
1000kmほど使っているそうです。

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ミシュランのラテックスチューブを使っている痕跡がありますが、
カーボンWOリムにラテックスチューブは避けたほうが無難です。

あと、後輪の回転がタルい気がすると
オーナーが言っているらしいですが、なかなか鋭いですね。
確かに、リヤハブの回転はスムースながら やや重いです。
ただ、あと5000kmでも使えば こなれて ちょう度良くなると思われるので
何かする必要はありません。が、一応 手出しはしました。

まず、リヤハブからフリーボディを抜いた「フロントハブ状態」の回転の軽さを
お持ち込みされた代理の人に確かめてもらいました。
それからグリスのちょう度をちょう度良いところにいじって 回転を軽くしました。
これは経年使用で軽くなるのとは作用が異なります。
再度 代理の人にフロントハブ状態の回転を確かめてもらったところ
かすかながら確実に軽くなっているのは見てもらえました。
ただ、ハブシャフトを手で触ったときは確実に感触の違いは分かるものの
実走でそれが分かるかどうかは 私としては正直疑問です。

グリスの硬さや粘さの具合のことを 稠度(ちょうど)と呼びますが、
「稠」は常用漢字ではないので ちょう度と表記することが一般的です。

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なので 漢字テストに このような問題が出ることもありません。たぶん。

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ボーラ ワン 35さん  

某FJTから ボーラワンをお預かりしました。
今から書くことは封印していたのですが、
某FJTが「書いてもいい」とのことなので書きます。
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自転車工房ハイランダーで買ったボーラ ワンです。
仕入れた問屋さんはポディウムでしょうか。
某FJTさんは海外通販に精通しているので、
このボーラワンが いくら安かったとしても
知りうる中で 最も安く買う手段でないことは確実です。

それにも かかわらず わざわざ篠山で買う理由は、ひとつしかありません。
新規にショップを始めた知り合いに対して、
お金を落として 買い支えてやろうという「気持ち」です。
実際に、ご祝儀のような意味で注文したと言っていました。

という経緯のホイールなのですが、購入1年後に整備を頼んだところ
「G3組みは振れ取りできない」という理由で断られたので
当店に持ってきたということです。
さわれないもん 売るなや。
後の面倒も見れないのに売りっぱなしというのでは、
実店舗販売の意味がありません。

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右エンドナットがゆるんでいました。
画像の状態は少し手でゆるめていますが、
「手でゆるんだ」わけではありません。
ある程度 ゆるんでいたということです。
販売前の点検で締めていれば 後からは まずゆるみません。

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変速やペダリングによって
スプロケットごとフリーボディが左右に動いていたらしく、
ハブシャフトに擦った跡があります。
フリーボディ外側のベアリングが腐っていたので交換しました。

カンパニョーロのフリーボディの外側のベアリングが
とくに傷みやすいというコメントをいただいていますが、
それはまた 後日に書きます。

当店で点検したあとに某FJTがハイランダーに確認したところ、
販売前の点検はしていないと認めました。
こういう場合 やってもいないことを「やった」と
しょーもないウソをつく奴だったので、
少しはまともになったのかと感心しました。

当店は自転車工房ハイランダーのスカタンのケツモチを
しょっちゅうしているのですが、
今までは 書かないか 店名を伏せていました。

純粋なスカタンは置いておいて、お金をもらう根拠が薄い仕事や
段取りがおかしい事例が多々あるのが目立ちます。

サーベロのフレームに非真円ギヤを取り付けているバイクで、
アルテグラのフロントメカが変速がおかしいからと
デュラエースのフロントメカに交換したという話。

スラムのフォースのリヤメカの変速がおかしいからと
度々持ち込んだところ 持ち込むたびに金を盗られ、
何度目かに 事前の了解なく新品のフォースのリヤメカに交換されたので、
なぜ交換したのか訊いたところ「プーリーが割れてました」と言うので
それならプーリーだけ換えればいいだろ そのリヤメカ見せてみろと言ったら
「もう捨ててしまって無いです」という対応をされたという話。

イーストンのR4SLハブのセラミックベアリングがゴリゴリなので
新品のセラミックベアリングに交換してくれと預けたところ、
「出来ました」と連絡があったので 取りに行ったら
「セラミックベアリングが無かったので鉄球ベアリングにしときました」
と言われたという話。
出来ました、は おかしいだろ セラミックベアリングが無いと事前に伝えて
それに対して じゃあやめとくわとか 鉄球にしといてくれとかいう選択を
お客さんにしてもらうべきだろーが。

トレックのレディース用マドンで、
ペダルを漕ぐとカチャンカチャンと異音がするということで
リヤメカを105から(おそらくはその場に在庫があった)ティアグラに
交換したものの、カチャンカチャンの原因は
チェーンの中に動きがシブいコマがあったためなので
リヤメカの交換は全く不要だった話。

私がリムセメント3重張りで張ったシクロクロスのチューブラータイヤを、
リバースエンジニアリングでもしたかったのか
お客さん(某FJT)の了解なく勝手に剥がした話。
シクロのフレーム預けたら ワンシーズン店の壁に磔だったというのも
某FJTの話。
預けたロードバイクのフレームに雨が乾いた水垢、タイヤに泥、
チェーンにゴールデンレトリーバーの毛が付いて返ってきて
これ絶対 外に長期間 放り出してたやろ、となった話も 某FJTです。

別に頼んでもいないのに
デュラエースのチェーンより高価な 金色の軽量チェーンに交換されて
「金色のチェーンに換えときました!カッコいいでしょ!」と言われたものの
内心 別に金色がカッコいいとか思っていないのに
しぶしぶ金を払ったという話。

わざわざ篠山まで自走で行ってピナレロのヘッドのガタ取りを頼んだら
帰りの道中で 元の状態よりもガタガタになって怖い思いをしたという話。

シクロクロスのアウターを白・赤・白で組んで
「日の丸カラーで組みました!」と言うも
お客さんは そもそもそんなこと頼んでいないという話。

インテグレーテッドシートチューブをカットした後、
カーボンが断面からササクレてくるのを防ごうとして
アロンアルファを付けようとしたところ、
シートチューブにブビッと とんで どうしようもなくなった跡を
削って 色を塗り(フレームの色は黒)、
お客さんの家まで配達したところ その場で誤魔化しを看破された話。
お客さんが この件を上司に相談したのかと訊いたところ
「相談していない」というので、お客さんが気付かないか
泣き寝入りすれば 御の字というわけですね。

赤いサーベロを店内で倒して10円玉ほどの塗装欠けを作ってしまい、
ホームセンターで買ってきたタッチペイントで補修を試みるも
赤の色味が合うはずもなく、塗っては ぬぐい
また塗ってと繰り返すうち 塗料も溶剤なので
塗装欠けが500円玉大になったところを
私の友人(塗装ができる)に泣きついて こっそり補修してもらったという話。
その友人が引き受けた条件は 俺が直したと誰にも言うな、です。

おっと、シルベストサイクルのときの話も書いてしまいました。
とにかく、仕事の内容に対して工賃が不可解に高いことが多いことと
お客さんにお伺いを立てず 独断専行で作業を進めたり
高価なパーツを勝手に取り付けたりする例が非常に多いのが問題で、
そのケツモチが 私に飛び火することも多いのです。
それは今現在でもそうでして、

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某FJTからタイムのワールドスターをお預かりしました。
1年前くらいに組んだらしいですが、バーテープが汚れていません。
自転車工房ハイランダーにて スーパーレコードで組まれたものですが、
一度乗ってコーナーで死にかけたので それからは全く乗っていないとのことです。
「このほうがアウターのラインがきれいなので!」という理由で
ブレーキを左前で組んだらしいですが、某FJTは右前ブレーキです。
このレベルのことを勝手にやるというのは、頭がわいてるんじゃないでしょうか。

追記:
コーナーに差し掛かるまでブレーキが左右逆なのに
気付かないほうもどうかと・・・というコメントをいただきましたが、
ブレーキが左右逆であることは 渡された際に聞いたので
事前に知ってはいました。
で、乗ってみたらやっぱり無理だったという話です。
一応乗ってみる某FJTかわいい。

9000デュラエースに組み換えてほしい(もちろん右前ブレーキで)ということですが、
それはいいとして 4月2日の舞洲の帰りに 取りに寄りたいとか言ってます。
このくそ忙しい最中に こういうのが挟まるのが まず迷惑、
店の中が狭くなるのが また迷惑です。
これ、スカタンのケツモチではなく スカタン以前の問題じゃないでしょうか。

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ボーラ ワン ブライトラベルさん  

お客さんから ボーラワンをお預かりしました。
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ボーラ ワン 50ではなくボーラ ワンです。
リム高は50mmで チューブラー仕様しかなかった時代のモデルです。
内蔵ニップルなので タイヤを剥がさないことには整備ができませんが、
お客さんは 本当に命拾いしています。

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とくに必要を感じませんでしたが、
お客さんの希望なのでオーバーホールをしました。

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センターずれありを

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修正しました。

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作業前にタイヤを剥がそうとしたところ、
ズルッと手が滑ってタイヤが一気に剥けましたが

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チューベラーテープの剥離フィルムの剥がし忘れがありました。
お客さんが自分でやったわけでなく、
篠山の自転車工房ハイランダーで張ったとのことですが、
あいつは私に迷惑をかけるしか能が無い しょーもない奴です。

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ボーラ ワン 35 ダークラベル クリンチャーさん  

お客さんから ボーラワンをお預かりしました。
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点検に際しては、とくに書くことがありません。

珍しくタイヤ付きの画像を撮りましたが、
ついでに バルブ穴カタカタ音防止ガード(バルブ ブッシュ)について
書こうと思います。

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2WAY-FITのアルミリムと ボーラなどのカーボンリムには
バルブ穴にブッシュが付いていますが、
2WAY-FITは90°位相で4つ爪、
カーボンリムは180°位相で2つ爪で
爪の長さも違います。

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いずれの爪もバルブが通りにくいのですが、
とくにカーボンリム用の2つ爪は それが顕著です。
バルブで爪を押した結果 どこかにとんでいったまま、
上の画像の状態で使っているという例も 多々見てきました。
このバルブブッシュは当店の常備在庫パーツでもあります。

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こういう2つ爪になっているのですが、これの取り付け方向で
バルブの通しやすさが変わります。

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リムの前後方向に取り付けると 爪の開きしろがあるのですが、

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左右方向に取り付けるとリム内部のアールに押されて
爪が少し閉じるようです。
この状態でも(普通はやりませんが)内周側からは バルブがスッと通ります。

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あと、バルブにねじ山が切ってある場合 そのぶんだけ外径が痩せるので
ねじ山無しのバルブより通しやすいです。

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延長バルブを使う場合、中継ぎ式はバルブと同じ外径ですが
かぶせ式の場合はバルブそのものよりも外径が大きくなるので
バルブブッシュには まず通りません。
カンパニョーロのホイールに延長バルブが付属している場合
昔はかぶせ式だったのですが、今は中継ぎ式になっているのは
これと関係があると思われます。

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↑中継ぎ式
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↑かぶせ式

バルブブッシュを前後方向に取り付け、そのうえ ねじ山ありバルブであっても
2つ爪のものは かなり通しにくくなっています。

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そういう場合は、

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↑爪の この部分をテーパー状に削ってください。
これで かなり通りやすくなります。

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ところで先日、上の画像のボーラに
ほぼ不可能であるはずのかぶせ式延長バルブが通っていました。
何故なのかというと、

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バルブブッシュが新型になっていました。
こっそり変更しているということは
それなりに苦情があったということです。

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ボーラ ウルトラ ツーとボーラ ウルトラ 80さん  

お客さんから ボーラ ウルトラのツーと80をお預かりしました。
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バレットなどと同じく、80mm高リムの後輪になると
G3の束が1つ減り 18Hとなります。
前後輪の単品売りをそれぞれ買うというのが難しいはずなので
お客さんが どうやって この組み合わせで入手したのかは不明です。

もしこの組み合わせを 同じ年にそろえたのであれば、2014年で確定です。
ボーラ ウルトラ ツー(TWO)というモデルは、35や80が出る以前からあったので
わざわざ断りを入れなくても 必ず50mm高リムなのですが、
2014年は従来のツーに加えて 35と80がデビューした年であり、

2014年は
BORA ULTRA 80  外出しニップル
BORA ULTRA TWO 内蔵ニップル
BORA ULTRA 35  外出しニップル
BORA ONE      内蔵ニップル
BORA ONE 35    外出しニップル
という仕様になっています。
新しいリム高のモデルは 外出しニップルということです。

これが2015年だと
BORA ULTRA 80  外出しニップル
BORA ULTRA 50  外出しニップル
BORA ULTRA 35  外出しニップル
BORA ONE 50    外出しニップル
BORA ONE 35    外出しニップル
という仕様になり、50mm高リムはモデル名が変更(50を名乗る)になっています。
50mm高リムは仕様変更が1年遅れている、ということです。

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↑というわけで、同年モデルで
この組み合わせになるのは2014年だけとなります。

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