のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

BONTのシューズのストラップ穴を新設しました  

ドリルがうなる!
ドリルがうなる!系の記事用画像で
記事にしていないものがたくさんあるのですが、
ちょうどいい機会のものがあるので出します。
DSC02856amx6.jpg
お客さんから BONTのシューズをお預かりしました。
一番上のストラップの締め具合が左右で違うので
とても履いていられないとのことです。

DSC02852amx6.jpg
キャリパーバックル(というのはシディでの呼び名ですが)の取り付け穴が
左右で全然違っており、すでに外している遠いほうだと
ストラップの山が1山かかる程度になるので、
もう片方と位置を合わせて穴をあけてほしいということです。

DSC02854amx6.jpg
遠いほうの穴、カーボンの部分だけでなく
革の部分にかかっているのも 地味にマズイ気がするのですが・・・。

DSC02855amx6.jpg
あけました。

BONTのシューズを買う時のチェック項目が またひとつ増えましたね。
他メーカーだと気にする必要はありません。
このレベルの瑕疵なら 普通は交換してもらえるので。

ついでに挙げておくと、スピードプレイのクリートの横方向の可動域を
クランク側いっぱいに詰めたときに 左右でクランクとの距離が違うのを
「仕様です」と代理店に押し切られた件
(前編は→こちら)(後編は→こちら)を貼っておきます。
片側を遠くに、もう片側を近くに詰めれば「左右同じ」にはなりますが、
お客さんのやりたいことは「左右とも いっぱいに詰めること」なので
解決には なりません。
この件ではお客さんが購入店(名は伏せますがシルベストサイクル)
かなりの やり取りをしたはずですが、
代理店は のれんに腕押し、ショップは ぬかに釘だったので
当店をご利用しての自己解決になりました。
よそで買ったものの面倒まで死ぬ気で見ろとは言わんが
自分とこで売ったものの面倒くらい最後まで見ろよ。

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BONTのシューズのクリート穴を新設しました  

ドリルがうなる!
DSC01465msn.jpg
お客さんから BONTのシューズをお預かりしました。
BONTのシューズですが、作りが異常に悪いものが多いです。
最近は多少マシになったようですが。
あと、国内代理店の中の人は 技術的な話がまともに通じないのも痛いです。
一応 擁護すると、シューズの作り(精度や仕上げ)が クソなのは
メーカーが悪いことなので これは仕様です、これは仕様です、
と言うだけしか出来ないのも 仕方がありません。
ただ、他メーカーのシューズでは まずありえないような瑕疵が見られるのに
「それも仕様なので交換は出来ません」の一点張りに終始するのは
ちょっとどうかと思います。
BONTのシューズが足に合うとか、
デザインが気に入ったので欲しいなどの場合の 自己防衛策としては、
買う前に現物を吟味するくらいしか ありません。

今回の話は BONT側に そういう瑕疵や落ち度があるわけではないので
これ以上は書かないでおきます。

DSC01466msn.jpg
これを履いているのは女性ですが、
クリート用の3穴が かかと寄りにあいているので
もっとクリートを前に出したいところ これ以上は無理なので
3穴を前側に別に設けて欲しい、ということです。

クリートの穴が かかと寄りだというのは無根拠な話ではなく、
以前に履いていたスペシャライズドのシューズと比べると
明らかに違うとのことです。

以前から話は聞いていたので、
シューズからクリートナットを外せる構造であれば
たぶん出来ますとは答えていました。

DSC01467msn.jpg
クリートを外しました。
まず最初にしたのは、かかと側で左右のシューズの端をそろえて
靴底同士で合わせてみたことです。
左右で3穴の前後位置が違う(仕様です)、
という例が 過去にあったので信用できません。
実は 同じことを お客さんのほうでも すでにやったらしいです。
はっはっは そうですよね、まず そこからですよね。

DSC01471msn.jpg
クリートナットは、クリート固定ボルトに呼ばれて
シューズ側に食いつく方式になっていました。

DSC01472msn.jpg
お客さんのほうで、クリートナットのスペアパーツを
用意してくれていたのが助かりました。
新しいのにしたいから、ではなく
現状 食いついているクリートナットの構造が分かれば
確信を持って作業が出来るからです。
クリートナットの交換は必須ではないですが、
お客さんの希望なので やりました。

DSC01473msn.jpg
DSC01474msn.jpg
フランジ部分にスパイクが付いていて、
シューズ側に食いついています。

ここで問題なのが、どの程度前側に 穴をあけるかということです。
穴がつながった長穴にするのは まずいので、
ある程度 距離を置く必要があります。
あと、元の穴のクリートナットを取り外さない場合
新旧のクリートナットのフランジが干渉します。

DSC01475msn.jpg
新旧のクリートナットが干渉しない最短距離
(フランジを加工しない場合)は このようになりますが、

DSC01476msn.jpg
これがクリート側の調整幅より大きいので
「新穴の一番後ろの位置が 旧穴の一番前の位置よりも さらに前」となり
どちらの穴でも出せない位置が発生することになります。
お客さんは ガッツリ前に寄せたいとのことなので
それ自体は問題ないのですが、

DSC01477msn.jpg
↑旧穴のクリートナットを撤去しない最短距離だと
前に出すぎるので これよりは穴の間隔を詰める必要があります。
どれくらい前に出すのかは お客さんと相談して決めました。

DSC01478msn.jpg
クリートナットを外しました。
これと同じサイズの穴を まっすぐ前方に「同じ間隔で」設ければ・・・
いいわけ無いだろ クソシューズめ
お前の頭の悪さに引きずりこまれると思うなよ。

DSC01479msn.jpg
旧穴の後ろ2穴ギリギリに クリートの長穴を合わせました。
が、前の穴がクリートで隠れているので
この位置に固定することが出来ません。

DSC01480msn.jpg
旧穴の前1穴ギリギリに クリートの長穴を合わせました。
今度は後ろ2穴がふさがります。

お客さんの旧穴での位置は これが起こらない範囲で
クリートをなるべく前にしていたので
DSC01481msn.jpg
↑ここになります。
クリートの稼動域を使い切れるような
穴位置設定になっていないということです。

DSC01502msn.jpg
クリートの前後穴の間隔は、広くても狭くても クリートの稼動域を殺します。
極端な話 上の図の穴位置では クリートを動かすことが出来ません。

DSC01509msn.jpg
これは私のシディとシマノのシューズですが、
クリートの長穴に対するボルトの位置が だいたい同じになっています。
シディが ちょっと「広い」んですが、
今回のBONTの「狭い」具合は 前1穴が長穴の後端のときに
後ろ2穴が だいたい長穴の真ん中という位置なので、
クリートの調整幅が本来の半分程度しかないということになります。
ペダルメーカーによって寸法が違うので 冗長性を持たせている、
としても納得できない寸法です。
これは瑕疵ではなく「仕様」なので、不良交換の対象にはなりません。

冒頭で書いた「吟味」ですが、3穴自体の前後位置と
自分が使っている規格のクリートの稼動域を調べるというのも重要です。

DSC01482msn.jpg
まず 後ろ2穴を新設しました。
先ほど書いたように、旧クリートナットを撤去したので
フランジが干渉しない最短距離よりは間隔を詰めてあります。

DSC01483msn.jpg
つづいて、前1穴を新設しました。

DSC01484msn.jpg
これで、クリートの稼動域を最大限使えます。

DSC01485msn.jpg
DSC01486msn.jpg
↑一番後ろにすると こんな感じ
クリートナットが陥没気味なのは まだスパイクを呼んでいないからです。

DSC01487msn.jpg
↑新穴の一番後ろです。
旧クリート位置が白線で描いてありますが、
この間の位置にはクリートを設定できません。
ガッツリ前に寄せたいとのことなので
問題ないという確認は取っていますが。

DSC01488msn.jpg
↑新穴の一番前です。

DSC01490msn.jpg
クリート固定ボルトを締めて スパイクを呼びました。

DSC01491msn.jpg
つづいて もう片方も
DSC01494msn.jpg
やりました。
DSC01495msn.jpg
まえ~
DSC01496msn.jpg
うしろ~

DSC01497msn.jpg
↑シューズの内側から。
前1穴のクリートナットの前進量が 後ろ2穴よりも大きい、
つまり以前は「狭かった」わけです。

インナーソールをはめても 旧クリートナットの凹みが
感触で分かるようであれば、ガムテープなど貼って埋めて下さい。


この件と同じ お客さんのバイクで、
シートチューブにボトルケージ穴が3つあるものの
一番下の穴にリベットナットを打ち忘れている(穴自体はある)ので
上2つの穴でボトルケージを固定したら ロングボトルが実質使えない、
というフレームにリベットナット打ちをしましたが、
とくに書くこともないので記事用の画像を撮りませんでした。
それはいいのですが、おそらく前輪だけを外して車載していると思うのですが
前輪が付いた状態のバイクで持って帰られたので
前輪が入っていたホイールバッグを お忘れになっています。
もしここを読んでたら そういうことなのでよろしくお願いします。

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC01503amx8.jpg
のむラボホイール5号の後輪を組みました。

DSC01504amx8.jpg
エボライトハブ28H 半チャンピヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

DSC01505amx8.jpg
↑先日、間違って組んだ 半コンペと違い
今回はちゃんと半チャンピで組みました。

category: のむラボホイール

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#軽量化の聖地  

先日、年に何度か当店に来られる 私の憧れのおねえさんに
「あの軽いバイク、もう組めたんですか?うふふ」と訊かれたので
インスタ映えする画像と一緒に記事にすることにしました。
私の軽量バイクは4kg台のはずですが、ぎりぎりなので
計測地点(北極とか)の重力加速度次第では5kgを超えるはずです。
そこで、「バイクの重量はここで量る!」という
基準になる場所を決めておけばいいわけですが
私の場合それがどこになるのかというと、

#軽量化の聖地
軽量化2
ここです。点字ブロックを踏まないようにしましょう。
なぜここが軽量化の聖地なのかというと、

軽里北
交差点の名前が軽量化(けいりょうか)だからです。

4970.png
4.97kgでした。
これは、ちょっと盛っています(実際は盛ったのではなく削ったのですが)。
撮影用に「おめかし」した仕様だからで 家を出る直前までは4.99kgでした。
4.99kgだと北極では5kgを超えます。
シフトスイッチのためにステムを変更したのが(→こちら
悪い意味で効いています。
ボトルケージ(→こちら)は付いていますが、心拍計のホルダーを
ハンドルバーに付けると 5kg超えは避けられそうにありません。

そこから5kg未満にしようとすれば
TUFOのタイヤを現状の<160gから もっと軽いものにすればいけますが、
<160gより軽いモデルで省いている要素が耐パンクベルトになるので
パンクのリスクが急上昇します。
あと、フロントブレーキとチェーンリングを もっと使い勝手の良いものに
交換したいのですが どちらも重量増になることが事前に分かっています。
そこそこの軽さで使い勝手のほうを とくに重視する!というのであれば・・・
デュラエースで普通に組むのがオススメです。

それ以前に フレームを もっと軽いのにすれば300gは軽くなるだろ!
と言われそうですが フレームにはこだわりがあるので
それは選択肢にはなりません。
しかも、超軽量フレームを買ったところで もし
シートポスト径が27.2mmではない、ヘッドパーツが上下同径では無い、
BBの規格がBSCではない、となれば
いま付いているシートポストやフロントフォークやクランクセットより
軽いものというのが なかなか無いので、
仮に フレームで300g軽くなっても 完成車では300g軽くなることはありません。

ところで この交差点の名前ですが
軽量化
よく見たら軽量化ではなく軽里北(かるさときた)でした。

追記:
極地と赤道を間違えてました。コメントありがとうございます。訂正しておきました。

TniのJust9カーボンケージのほうが軽いのでは?
というコメントをいただいていますが、
BTPのアラミドベルトの2本の輪で出来た
ボトルケージで4.5gのものがあります。
Just9はそれをカーボンのパイプで作り、
ボトルの底を受ける部分と ボトルのくびれを押さえる部分を足しただけで
基本的な発想は同じです。
エリートのレジェロ改は実測13.5gですが、
4.5gのケージと比べると 9g重いわけで、
9g違うと 高確率で0.01kgの桁の数値が変わります。
純粋な軽里北に走れば もっと軽くすることは可能ですが、
機材のメンテ頻度や耐久性がエラいことになります。
そういうのを問題視するならば 本文中にもあるように
「デュラエースで組めや」ということになってしまいますが、
ぎりぎり サドルの体を成している、
なんとかボトルケージの仕事を普通にしている、
などの条件を付加するとこの当たりが落としどころです。私に とっては。
フロントブレーキがちょっと我慢ならんぜというのは 上で書きました。
この条件の付け具合は人によって違います。
極論すれば、ホイールが軽くなるなら後輪を左右ラジアル組みで
12Hで組むと軽くなるやんけ、ということにも なりかねませんので。
バーテープはキャットアイのシャイニーです。
いろんな色を一生分 持っています。

phomsn.jpg
ちょっと前に、LOOKのヒュエズRSを もし私物で組むなら
シートポストは100g未満の節操が無い棒切れを突き刺します、
と書いたときに それについて詳しく教えてほしいという
コメントがあったので お答えします。
上の画像は サドルがAXライトネスのフェニックス、
シートポストがBTPのニューアルチメイトです。
BTPにアルチメイトというカーボンシートポストがありますが、
27.2mm径だとアルミのニューアルチメイトのほうが軽かったはずです。
AXライトネスのフェニックスは60g弱なので、
このシートポストは100gを超えています。
というのも、本来ホリゾンタルフレームにしか乗らない私が
冒頭のフレームをオーダーしたときに、
フレームチューブの長さをケチって軽くすべく
普段ホリゾンタル520mmくらいでオーダーするところ
スローピング460mmでオーダーしたため
シートポストが長くなってしまったのです。
同じシートポストで長さを切り詰めたのを 別に持っているはずが、
ちょっと探したところ見つかりませんでした。

DSC01506amx8.jpg
が、それとは別の90gのシートポストを見つけました。
以前に、商品名のカタカナ表記は代理店のそれに従うのが無難、
ということを書きましたが それによれば このシートポストの名前は
「ヨーロッパ」になります。
現行だと ヨーロッパBasicに相当するモデルで
ロード・MTB兼用で乗車体重85kg制限、
別モデルのヨーロッパSLは
ロード専用で乗車体重70kg制限となっていますが
カタログ重量は同じです(86~143g)。
数値が ばらついているのは、長さが細かく分かれているためです。
シートポスト後ろ側にケヴラーを編みこんだ部分があり、
クランプのダメージに対して強くしてありますが
貼ってあるラベルの上下の端にある線の範囲内で
使わないと いけません。

同社のセットバックしているタイプのシートポストが ダイダロス、
あと 廃版ですがアポロというモデル名のサドルがあったことからして
モデル名の元ネタはギリシア神話にあると思われるので
それに倣うとエウロパが より正確な呼び名になります。
より正確だとエウローペーじゃないのと言われそうですが
モデル名のoとeの上にマクロンが無いので
エウロパかエウロペでいいでしょう。
アポロが アポローンではないのと合わせて考えるとそうなります。

ところで、この記事中
軽量化を軽里北に わざと間違えて書いている箇所がありますが
気にしてはいけません。

category: 新手のスタンド使い

tb: 0   cm: 2

パワータップハブで のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC01458amx8.jpg
のむラボホイール5号の後輪を組みました。

DSC01460amx8.jpg
G3ハブ24H 半チャンピヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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